6月、7月の真夏の紫外線は強いですよね。
だからといって、他の季節にも紫外線がないわけではありません。
夏ほどではないといえ、春夏秋冬・目に見えない紫外線の脅威は迫っているんですよね。
例えば春。花が咲き始め、暖かくなると子どもとお散歩に行きたくなりますよね。
そんな時に気をつけたいのが地面からの照り返しによる紫外線ダメージです。
子どもは大人と比べると、地面との距離が近い上に肌が薄くデリケートですもんね。
また雪国の冬は、雪からの照り返しによる「日焼け」ならぬ「雪焼け」があるんです。
筆者は昔、北海道でスキーをしたことがありまして。
日焼け止めをつけるなんて考えもしなくて「天気良くて雪がキラキラして最高~!!」と1日遊びましたが、夜には目も顔も赤くなってヒリヒリ痛かったのを覚えています。
後から紫外線角膜炎(雪目)も日焼けの一種だと知りました。
冬の紫外線も大敵なんですね。
赤ちゃん・子どもに安全な日焼け止めの選び方は??
筆者の子どもは少しの刺激ですぐに肌荒れをするんです。
ひと言でいうと、肌が弱いといいますか。
このため、お散歩に行くにも日焼け止めは欠かせないアイテム。
肌が弱いと使うものにも気を使いますよね。
筆者自身も肌が弱い方なので、まずは自分でも試してみたり・・・。
子どもの日焼け止めを選ぶときはすごく勉強してたくさん悩みました。
そこで、選ぶときのポイントは3つあるかな、と思います。
この経験が少しでもお役に立てば幸いです。
日焼け止めを選ぶときの3つのポイント
使いやすさで種類(タイプ)を選ぶ
日焼け止めには5つのタイプがあります。
クリーム・リキッド・乳液・スプレー・シートです。
伸びが良かったり、携帯に便利だったりそれぞれ使いやすさやメリットがありますね。
あとはポンプ式やチューブなど、容器も色々ですね。
使いやすく、使い方に合ったものを選びましょう。
使用目的で強さを選ぶ
日常生活で買い物やお散歩程度に普段使いできる日焼け止めもあれば、運動会やアウトドアなど長時間外にいる人のための日焼け止めもあります。
また、海やプールに行くときはウォータープルーフの日焼け止めがいいですね。
筆者はこれを怠ってしまい、「普段のでいいや~」と軽くしかつけなかったら、みるみる子どものほっぺが真っ赤になってしまったことがあります・・・反省です。
いつ・何をする時に使うのか、紫外線を浴びる量や時間・場所に合ったものを、使い分けることが大切ですね。
使用部位・使用する人によって種類を選ぶ
体用なのか、顔にも使えるのか、日焼け止めの表示を見てみましょう。
子ども用と表示があるものは大体顔も身体も使えるものがほとんどではないでしょうか。
また、長時間肌につけるものなので、肌に優しく合ったものを選びたいですね。
天然成分配合やできるだけ無添加がいいと思います。
日焼け止めに表示されている「SPF」と「PA」の意味って?「UV」との関係とは。
よく「UV」という言葉を聞きますよね。
「UVカット」なんて言葉もよく聞きますし。
UVとは・・・
UVは3つに分けられるのをご存知ですか?
- UV-C
- UV-B
- UV-A
SPFとは・・・
日焼けやシミ、そばかすの原因となるUV-Bを防ぐ指標で6段階あります。
10、20、30、40、50、50+
数字が大きいほどUV-Bを防ぐ効果が高くなります。
PAとは・・・
肌を黒くさせ、シワ・たるみの原因となるUV-Aを防ぐ指標で4段階あります。
PA+ 、PA++ 、PA+++ 、PA++++
+が多いほどUV-Aを防ぐ効果が高くなります。
子どもの日焼け止めの効果的な使い方とは?
日焼け止めは基本、肌が出ている部分全てに塗ります。
うっかり忘れてしまいがちなのが首ですね、特に後ろですかね~。
後から首だけ焼けてることって結構あります。
ここは帽子でカバーするのも1つの手段ですよね。
塗り直すタイミングは2~3時間ごとか、汗をかいたり水で流れた時につけ直すのが効果的といわれています。
日焼け止めを使用するときの3ステップ!!
せっかく日焼け止めをつけていても、正しく使えていなければ効果が半減してしまいますよね。
大切なのは3つです。
ムラなく伸ばす
塗れていない箇所を作らないように、肌が出ている部分に均一に伸ばすようにつけましょう。
こまめに塗りなおす
汗や水、衣類で擦れたりすると日焼け止めは落ちてしまうそうです。
2、3時間ごとに塗り直して効果を持続させるのがいいですね。
しっかり洗い流す
お家に帰ったら、お風呂でしっかり洗い流してあげてくださいね。
日焼け止めの落とし方は・・・
お湯で落ちるというものが多いですが、子ども用ボディソープなどで優しく洗ってから、しっかり流す方が断然いいと思います!
いくら無添加で肌に優しい日焼け止めでも、塗ったものをそのままにしておくと肌荒れの原因になりかねません。
繊細な子どもの肌を守ってあげてくださいね。
すぐに実践できる3つのこと。子どもの日焼け後ケア方法は??
日焼け止めをしっかり塗っていたのに、夜になって子どもの肌が赤くなっちゃった~~!!
なんてことありませんか??
日焼け対策は万全!と思っても、日焼けしてしまうことありますよね。
そんな時には、しっかりアフターケアをしてあげれば大丈夫です!!
赤ちゃん・子どもが日焼けしてしまったら・・・おうちケアの方法は??
タオルで冷やす
肌が赤くなっていたら、絞ったタオルで優しく冷やしてあげましょう。
保湿する
日焼けした肌はいつもよりデリケートです。
しっかり保湿してあげましょう。
馬油やワセリンは日焼けした肌に効果的です。
知り合いの薬剤師さんに聞いたところ、ワセリンは肌の水分を外に出さないようにフタをするようなイメージということです。
筆者は個人的にですが、馬油がおススメですね~。
日焼け後だけじゃなく、ちょっとした肌トラブルもすぐに良くなっているように思います。
どちらも新生児から使える子ども用がおススメです。
あとは、水分補給も忘れずにしてくださいね。
内側からも乾燥を防ぎましょう~。
落ち着くまで新たに日焼けをさせない
冷やして保湿したあとは、できるだけ日焼けを避けましょう。
赤みやカサカサが落ち着くまで、外に出るときも日焼け対策を欠かさず行ってあげてくださいね。
さいごに・・・
日焼けはできるだけ「防ぐ!!」ことが大切ですが、それでも日焼けしてしまったらアフターケアで乗り切りましょう!!
子どもが日焼け止めを嫌がる理由・・・
ちなみに、筆者の子どもが日焼け止めを嫌がるときがあって
- 日焼け止めの香りが嫌
- 何かを塗られている感じが嫌
- 傷口に日焼け止めが塗られて痛かった
という感じで嫌がります。
あくまで筆者の子どもの理由ですので、参考までに・・・。
傷口は当たり前なんですけど、気づかないで塗ってしまうことがあります。。ごめんなさい。
嫌がる理由がわかると、対処方法が見えてきますが、さすがに塗られることを嫌がるときはどうしようもありません(汗)
そんなときは、すぐに外に出られる状態で塗る!ようにしています。
「いや~~!!!」となっても、すぐ外で遊べたら、子どもの気持ちも切り替わりますしね。