大人も注意!流行りのはしか(麻疹)の感染経路や症状・予防接種の注意点とは?

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昨日、「池上彰2016総ざらい 今年のニュースとあのニュースの今!?年末4時間スペシャル」を観ていて気になる話題がありました。

それは「はしか」です。

今年8月に幕張メッセで行われたコンサートに来ていた男性が後日はしかと診断されたり、関西空港の職員がはしかに集団感染したり、今年は流行しましたね。

はしかは子どもだけの病気ではないんですね。

ちなみに、はしかはなぜ「麻疹(ましん)」と言われているのかご存知ですか?
麻疹という言葉は医学用語なんですって。

今日はそのはしか(麻疹)についてお話したいと思います。

 

 

はしかは「麻疹ウイルス」に感染して起こります。

感染経路は・・・

  • 空気感染
  • 飛沫感染
  • 接触感染

 

となっています。
空気感染ということは、同じ部屋の中にいるだけでうつるということですね・・・。

しかもこのウイルスは強力で、1人の患者がいたら、周りにいる12~18人に感染するといわれています。

インフルエンザは1人の患者から2~3人にうつるといわれているので、はしかのウイルスがどれだけ強力なのか分かりますね。

流行しやすい時期は、初春~夏のようです。
今年の流行は8月ですから、やはり流行しやすい時期だったんですね。

 

子どもがまだ予防接種を受けていないのに・・・

 

・家族がはしかにかかった!
・先週遊んだお友達がはしかにかかった!

そんな状況があるかもしれません。

そんなときは迷わず病院に相談しましょう。

感染が疑われるとき、接触後72時間以内に麻疹ワクチンを接種すれば発症を防げることがあります。

 

はしかの潜伏期間は?症状は??

 

潜伏期間は8~12日ほど

ウイルスに感染してからこのくらいで症状が出始めます。

はしかかな?と思って病院を受診する際は、事前に電話で症状を伝えておくのがいいと思います。
なにせ感染力の強いウイルスですからね。

そして、はしかの症状には段階があります。

最初は・・・

  • 発熱(38度以上)
  • せき
  • 鼻水
  • 目の充血
  • 目やに

 

最初3~4日は風邪のような症状が出ます。

実は、この時点で病院に行っても風邪と間違われ見過ごされてしまうことが問題になっています。

実際、今年流行した時も関空職員の女性は初期の段階で病院にかかっていましたが風邪と診断されたため、さらに周りに感染してしまったようですね。

次に・・・

  • 口の中に斑点
  • 全身に発疹
  • 高熱
  • ひどいせき

 

発熱から数日後、熱が一度下がる頃に口の中に白い斑点(コプリック斑)が出ます。

そして赤い小さな発疹が顔や首から全身に広がります。

この発疹が出る頃には39~40度の高熱が出て、3~4日続きます。

発疹の特徴は、赤みが強く皮膚が少し盛り上がっている感じです。
1つ1つが点々と赤いという感じではなく、少し融合してるように見えます。

最後に・・・

  • 解熱
  • 発疹が消える

 

発疹は出てきたところから順に消えていきます。
発疹が消えた後もしばらくは色素沈着が残ります。

 

合併症は・・・熱性けいれん・気管支炎・中耳炎・肺炎・脳炎など。

はしかにかかった人の5~15%が中耳炎になるというデータも。

10人に4人が入院し、1000人に1人が死亡するとも言われています。

肺炎や脳炎など重症化する場合も・・・。
さらに、はしかが治ってから10年後に「亜急性硬化性全脳炎」という重い病気にかかることもあるといいます。

とても恐ろし病気ですね・・・。

 

はしかの治療法って?出席停止はいつまで?

 

残念ながら今のところ特効薬はないようです。

解熱剤を使ったり、せきがひどいときは咳止めなどのお薬が処方されることがあります。
中耳炎や肺炎などの合併症を起こした場合は抗生剤を飲むことも。

こまめな水分補給をしながら安静に過ごしましょう。

 

また、はしかは出席停止の病気です。

期間は「解熱したあと3日経過するまで」とされていますが、病状によってはもう少し長くなることもあります。

病状が回復してきても、医師の許可がでるまではお家の中で過ごしましょう。

 

はしかに感染しやすい世代とその理由とは?

 

今回、池上さんもテレビでお話されていましたね。

感染しやすい世代・・・それは、20代半ば~30代の人です。

40代以上は子どもの頃に、はしかにかかり免疫がある人が多いと言われています。

感染しやすいと言われている20代半ば~30代の人が子どもの頃は予防接種が1回でした。
1回では免疫がつかなかったり、弱かったりしますので・・・。

2006年6月2日から2回接種が始まったため、20代半ば以下の世代は、はしかにはかかりにくくなっているということですね。

心配な方は、母子手帳を確認してみてくださいね。

1回の方は病院で相談しながら追加で予防接種をすることも可能です。

 

はしかの予防接種・麻疹ワクチンについて知っておきたいこと。

 

はしかは、うがい・手洗い・マスクでは予防しきれません!!最も有効なのは、予防接種です。

母子手帳や予防接種のしおりなんかを見ていても、「はしか」と書かれずほとんど「麻しん」と書かれていますね。

「MR」というのが麻しん風しんの混合ワクチンです。

これで、はしかと風疹(ふうしん)の2つの病気を予防します。

 

このワクチンの特徴は・・・

  • 生ワクチン
  • 2回接種
  • 妊婦は接種できない

 

生ワクチンは他の予防接種と4週間(27日間)以上空ける必要があります。

そして1回目の接種は1歳になったらできるだけ早く打つように推奨されています。
「ワクチンを1歳のお誕生日のプレゼントにしましょう」なんてキャッチフレーズがあるくらいですから。

2回目は5~7歳未満で小学校就学前の1年間とされています。
ちなみにキャッチフレーズは「小学校入学準備に麻しん風しんワクチンを!」です。

また、なぜ妊婦が接種NGなのかというと、風疹のウイルスが入っているためです。
妊婦が風疹にかかると先天性の病気を持った赤ちゃんが生まれる可能性があるので、受けることができません。

妊娠していなくても、このワクチンを接種してから少なくても2カ月以上は妊娠を避ける必要があります。

 

麻しんワクチンの接種前と接種後の注意点!気をつけるべき副反応は?

 

接種前に確認・・・

  • 37.5度以上の熱があるときは接種できない
  • 普段と違う様子がないか確認する
  • 母子手帳と事前に記載した予診票を持つ
  • 脱ぎ着しやすい服を着ていく
  • 心配なことは残さず医師に相談!

 

接種後に確認・・・

  • 予防接種を受けて30分はすぐに病院に戻れる体制をとる
  • 接種後4週間は子どもの様子(副反応)に注意する
  • 接種当日は運動は避ける
  • お風呂では接種部位をこすらない

 

主な副作用は発熱と発疹です。

接種して1週間後に37.5度以上の発熱や発疹などが出てくることがあります。
通常1~2日で消えますが、気になる場合は迷わず病院に電話してくださいね。

他には、接種部位に腫れ・しこり・赤みがでることも。

熱を持っているときは、冷やすのが効果的ですよ。

また、じんましん・リンパ節腫脹関節痛熱性けいれんが見られたり、まれにアナフィラキシー様症状血小板減少性紫斑病、急性散在性脳脊髄炎(ADEM)、脳炎、脳症、けいれんなどがあります。

 

2つのワクチンを混ぜたからといって、副作用が増えるわけではないので安心してくださいね。

 

あれだけ悩んでいた子どもの虫歯・・・こんなにカンタンに予防できるなんて・・・




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