エンテロウイルスD68の症状と潜伏期間|感染による麻痺の治療法は?

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2015年は、いくつかの府県でエンテロウイルスD68が原因で子どもが入院するというニュースを聞いた方も多かったのではないでしょうか。
2016年以降も夏にかけ、同じような症状が出るケースもあると思いますので、エンテロウイルスについて調べてみました。

 

 

エンテロウイルスD68に感染し発症した場合、発熱や咳、鼻水など、主に呼吸器の症状が見られ、重症化すると、ぜんそくのような症状や、呼吸困難を伴う肺炎などが見られます。

2015年の夏以降、東京都内の小児専門病院で150人以上の子どもがぜんそくに似た症状で入院し、そのうち20人以上からエンテロウイルスD68が検出されています。
子どもたちに麻痺はなかったといいますが、アメリカでエンテロウイルスD68が原因のぜんそくが流行したときは、一部の子どもは身体が麻痺したといいます。

主に気管支喘息をもつ子どもが、呼吸器疾患が重症化するリスクが高いようです。
喘息治療とともに、症状が悪くなる前に受診することが大切なのですね。

発熱やせきなどの後に、腕や足がしびれるなどの症状があった子どもの一部からエンテロウイルスD68が検出されたことで麻痺との関連性が疑われています。

 

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手足口病・ヘルパンギーナなどエンテロウイルスによる病気は多い!

 

エンテロウイルスには種類があります。

手足口病・ヘルパンギーナなど、いわゆる「夏かぜ」の原因となるのもエンテロウイルスの71型とコクサッキーウイルスA群です。

その他に、無菌性髄膜炎(ウイルス性髄膜炎)の原因となるエコーウイルスやコクサッキーウイルスB群はエンテロウイルス属で、ポリオ(小児麻痺)の原因となるポリオウイルスもエンテロウイルス属に入ります。

無菌性髄膜炎やポリオは別として、手足口病やヘルパンギーナはよく聞く病気であり、エンテロウイルスは、よくあるウイルスです。
これらの病気を発症するのは乳幼児や小児が多いため、保育園などに通っていれば「移ちゃったか~」なんてことありますよね。

ほとんどの場合、軽症で治りますが、重症化して死亡した例もあるのでしっかりと経過観察をしたいところですね。

 

エンテロウイルスの流行はいつから?潜伏期間や感染経路は?予防策はあるの?

 

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通常「夏から秋にかけて」流行するエンテロウイルス。

潜伏期間は3~7日。
感染後3日目から発症後10日目あたりまでが感染を広めてしまう期間であるといわれています。

「エンテロ」とは「腸」という意味なんですって。
腸の中で増えるためそんな名前がついたようですね。

また、増殖したウイルスは便に出てきます。

このため感染経路の1つは「糞口感染」となるのでオムツ交換やトイレの後は注意してくださいね。
手洗いをしっかり行い、感染を広げないようにしましょう。

また、「飛沫感染」、「接触感染」もあるので同じく手洗いや排せつ後には注意が必要です。

人にうつさないためにも、マスクも感染予防にいいですね。

 

エンテロウイルス感染症|麻痺の治療法は?

 

残念ながら今のところ、特効薬やワクチンなどはないようです。

麻痺症状を改善する治療法として、麻痺した部分に、体の別の場所から神経を移植する手術を行っている病院もあります。
ただし子どもの場合、手術して効果があるのは麻痺を発症してから1年以内とのこと。

どのような治療法やリハビリがあるのかなど、治療に関する情報はあまり周知されていないのが現状のようです。

 

妊婦に大敵!妊娠中もエンテロウイルスに気をつけて!

 

兄姉が幼稚園や小学校に通っていたり妊婦さん自身が学校や病院に勤めているなど、子どもや病気と接する機会が多い方は通常以上に感染症に注意が必要ですよね。

エンテロウイルスも気をつけるべきウイルスの1つで、妊婦が出産に近い時期に感染すると、新生児がエンテロウイルスに感染する可能性があります。
通常は軽い症状で済みますが、稀に心臓や肝臓などの臓器に感染し、死亡に至ってしまう場合も・・・。

ただ、妊娠中のエンテロウイルス感染は流産や死産、先天性奇形とは関係ないとされています。
これから夏に向けて気をつけたいウイルスの1つですね。

 

あれだけ悩んでいた子どもの虫歯・・・こんなにカンタンに予防できるなんて・・・




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