この年齢になると幼稚園に入園しているお子さんも多いことでしょう。
周りのお友達と話をするようになると、これまでと比べ一気にボキャブラリーが増えてきますが、それと同時に認識できる言葉が増え、絵本のストーリーも理解できるようになってきます。
絵本の幅やジャンルも広がると、お子さんの知識も広がりますので、是非たくさんの絵本に触れる機会を増やしてあげたいですね。
この記事の目次
3~4歳におすすめ!【最新】人気の絵本
『おおきなかぶ』
ロシア民話です。
幼稚園の発表会で、よく劇の題材としても使われます。
おじいさんとおばあさん、動物たちまでおおきなかぶを抜こうと力を合わせます。
「うんとこしょ どっこいしょ」の繰り返しが印象的です。
プレゼントとしても喜ばれる絵本の一つですね!
オススメ度:★★★★★
再話:A・トルストイ/訳:内田莉莎子/出版社:福音館書店
『てぶくろ』
こちらも発表会の劇で使われるウクライナ民話です。
おじいさんが落とした手袋の中に、「入れて」「どうぞ」の繰り返しで次々に動物たちが入っていきます。
手袋のお家がどんどん立派になっていくのも楽しい絵本です。
オススメ度:★★★★★
絵:エウゲーニー・M・ラチョフ/訳:内田莉莎子/出版社:福音館書店
『三びきのやぎの がらがらどん』
ノルウェーの昔話。
繰り返しでいくと、こちらも印象的な絵本です。
小さなやぎ、中くらいのやぎが無事橋を渡ってホッとしたら、大きなやぎがトロルと対決。
怖いトロルや、それより強い大きなやぎがしっかりと描かれていてドキドキな内容に引き込まれる絵本です。
オススメ度:★★★★★
絵:マーシャ・ブラウン/出版社:福音館書店
『おおかみと七ひきのこやぎ』
怖いおおかみがお家に入ってこやぎたちを食べてしまってドキドキ…。
最後はみんなおかあさんの元に帰れて一件落着でホッと安心。
何度も読みたくなる有名なグリム童話です。
オススメ度:★★★★
絵:フェリクス・ホフマン/訳:瀬田貞二/出版社:福音館書店
『まるまるまるのほん』
新感覚の絵本です。
読み聞かせではなく、遊ぶ絵本です。
まるを押したり、本をゆすったり、ページをめくるたびに自分で絵本を動かしているような驚きと喜びがあります。
オススメ度:★★★★★
作・絵:エルヴェ・テュレ/訳:谷川俊太郎/出版社:ポプラ社
『ぐるんぱのようちえん』
ジャングルの会議でぐるんぱが働きにだされます。
ビスケットやさん、お皿つくり、くつやさんなどで働くけれど失敗ばかりでしょんぼりのぐるんぱがこどもが十二人あるおかあさんに出会います。
子どもと遊んでくれるよう頼まれたことで最初は1人きりで汚かったぐるんぱが、居場所をみつけて幼稚園をひらくという素敵なお話です。
オススメ度:★★★★★
作:西内ミナミ/絵:堀内誠一/出版社:福音館書店
『わたしのワンピース』
最初は真っ白だったワンピースが、
お花畑をおさんぽするとお花模様になって、
雨が降ると水玉模様になって、
お星さまとお空を飛んで・・・。
とっても素敵なワンピースの出来上がりです。
オススメ度:★★★★
作:にしまきかやこ/出版社:こぐま社
『まどからおくりもの』
五味太郎さんのしかけ絵本でクリスマスの作品です。
サンタさんがみんなのお家にプレゼントを配っています。
また、五味太郎さんの「きいろいのはちょうちょ」という、ちょうちょの形の穴あき絵本もあります。
ページをめくって、戻って…面白いしかけにどちらもきっと夢中になることでしょう。
オススメ度:★★★★★
作:五味太郎/出版社:偕成社
『ぐりとぐら』
ぐりとぐらのシリーズは人気がありますよね。
森でたまごを見つけたぐりとぐら。
とってもおいしそうなカステラを作ります。
森の動物たちがあつまってきてみんなで食べるところがとっても楽しそうです。
最後はたまごのカラの車で帰るところも可愛いですね!
幼稚園に持っていったら取り合いになるくらい人気の絵本です(笑)
オススメ度:★★★★★
文:中川李枝子/絵:大村百合子/出版社:福音館書店
『どうぞのイス』
こちらも発表会の劇で使われることがある作品です。
うさぎさんが小さなイスとその横に「どうぞのいす」と立て札を作りました。
そこへロバさんがやってきて、持っていたどんぐりをイスに置いてひと休み。
動物たちが次々とやってきて「どうぞならばいただこう」とイスの上のものを食べて、他の人のために自分が持っていたものを置いていく…
そんな優しい作品です。
最後はお昼寝から起きたロバさんもびっくりです。
オススメ度:★★★★
作:香山美子/絵:柿本幸造/出版社:ひさかたチャイルド